大阪市東住吉区・平野区を中心にリフォームを営んでいる太陽ホームです。
今回のコラムでは節水や節電等の設備機器が年間どのぐらいお得になるのか?についてまとめたいと思います。
最近物価が上がっており家計に影響を与える日々が続いていますが、リフォームを通してどのぐらい家庭の固定費が安くなるのか?の参考にしていただければと思います。
※ご家庭の現在の使用量により節約金額に差が出ます。
給湯器をエコジョーズにすると節約できる金額
給湯器でもガス代を節約できる「エコジョーズ」と呼ばれる機種があります。
給湯器では排気ガスが200℃近いガスを燃焼の時に排出されます。給湯器を使っている時の排気凄く熱いですよね。あれです!!
そのガスを燃焼に取り込む事でガスの使用量を減らしている機種がエコジョーズになります。

2025年度版のノーリツのカタログによりますと年間43,300円の節約になります。エコジョーズの機能で25,900円がお得になり、エコスイッチを使う事により17,400円の節約になります。
LPガスでの検証なので都市ガスを利用しているともう少し節約金額は下がります。
LPガスは都市ガスと比べると1.7倍~1.8倍と言われているので、そこを考慮すると年間2万円と少しの節約になると考えているのがいいのではないでしょうか。
リフォーム会社にもよりますが従来の給湯器とエコジョーズでは商品金額の差が2万円前後になりますので、商品価格の差額は1年で元を取れる計算になりますし、2025年現在では住宅省エネ2025事業での補助金対象(30,000円)になりますので、給湯器のリフォームはエコジョーズにする事がオススメですね!
浴室水栓で節約できる金額
浴室水栓も節約の観点ではぜひ取り入れたい節約ポイントになります。キッチンや洗面台の水栓よりも節約効果が高いのが浴室水栓になるんですね。
水道代は住んでいる地域により差が大きいので、住んでいる市町村の水道代に当てはめて計算してみて下さい。

LIXILのカタログによりますと取付ける水栓にもよりますが、最大50%の節水効果があります。
注意して欲しいのはキッチンや洗面台で使われている使用量は含んでおらず、シャワーを浴びている時だけの節水効果になります。使用料も一般家庭の使用量で算出しておりますので、この使用量と市町村の水道代で計算していただけると目安の金額が出てきます。
※浴室水栓も住宅省エネ2025キャンペーンの補助金対象商品です(6,000円)
高断熱浴槽で節約できる金額
最近では断熱機能のついている浴槽があるんですね。もちろん節約に繋がります。
追炊きをする回数が減ったり、家族の人数や使用状況によっては追炊きをする必要性が無くなりますからね!
浴槽内の温度を保つ事で追炊きを減らし、ガスの使用量を減らす事で節約をするのが高断熱浴槽なんですね。

4時間後に下がっている温度が2.5℃以下になっているんですね。
諸説ありますが追炊き1回の金額は都市ガス利用で55.7円と言われています。(安い金額を選んでいます)毎日1回追炊きをする事を考えると1,500円以上の節約が月に行われる事になります。
追炊き開始時の温度にもよりますが参考にして下さい。
※高断熱浴槽も住宅省エネ2025キャンペーンの補助金対象商品です(32,000円)
浴槽の形状で節約できる金額
浴槽の形状で節水効果のある浴槽があります。貯めるお湯を減らす事で節水効果を得れるんですね。もちろんお湯を貯めるのでガス台の節約にもなります。

このようにベンチタイプの浴槽があるんですね。35ℓの節水効果があります。
半身浴も全身浴もこなせる浴槽なんですね。節水効果よりも両方こなせる事でお選びされるお客様が多い印象があります。
1回で35ℓですので毎日お湯を貯めていると1,000ℓ以上の節水効果があります。ご自宅の水道代を照らし合わせて計算をしてみて下さい。
年間で考えると大きな節水効果が表れてくる浴槽なんですね。
その他リフォーム工事で節約できる箇所
ご紹介させていただいた商品以外にも以下のようなリフォーム工事で節約を行う事ができます。
- キッチン水栓
- 洗面水栓
- レンジフード
- 内窓

リフォームで家計負担を減らそう
この4つの中で特に節約効果が高いリフォーム工事は内窓の設置になります。室内の温度を保つ事ができるのでエアコンの使用量を減らす事が出来るんですね。
エアコンの使用はは夏場・冬場と大きな家計負担に繋がります。そこを助けてくれるのが内窓の設置になるんですね。
ぜひリフォームの際には節約に繋がるリフォーム工事を行っていただきたいと思います。
節約に繋がるリフォーム工事は基本的に住宅省エネ2025キャンペーンの対象のリフォーム工事になりますのでリフォーム代の助けにもなります。
物価が上がり続ける現代だからこそ、日々の節約に繋がるリフォーム工事を行い家計負担を減らす事を視野に入れて欲しいと思います。
住宅省エネ2025キャンペーンを詳しく知りたい方は以下のページをご覧下さい
